(未発表の作品も含めて)をみなさんに紹介しているスタジオです。 |
|
1923-1996 |
学研写真部勤務ののち、1974年フリーの写真家となり「とむワールド」を主宰。 スタッフと共に作る創作人形の愛らしい主人公に 自然を慈しむメルヘンフォトを創りあげた。 そのきっかけについて。 都夢はある里山でカメラに向かっていた。 一休みしていると繁みの中にふと何かの気配を感じた。 しかし何も無い…自分だけの静かな空間が有るだけだ。 その時ひらめいた事。 「自然の中には自分たちには気付かない(小さい人)が居るのではないか…」 想像はそれからそれへと膨らむ。 絵本によくある。 物語にもある。 自分は写真家だからリアルな写真で表現しよう。 問題は主人公の小人達。 妻が人形を作りだしてみる。 試作を沢山作る。 試行錯誤の数年間だった。 「愛らしい小人たち」の形がやっと決まる。 その後、優秀なスタッフにも恵まれて創作の世界も大きく飛躍した。 小人たちとの撮影は春夏秋冬大変だけれど本当に楽しかった。 殊に北関東地方は小人たちが住める豊富な自然がいっぱい有る…という事で 群馬・高崎に居を移した。 1996年73歳で没。 著書は外国を含め24冊。 作品集「小人たちの歌がきこえる」(偕成社)は 1982年イタリアボローニャ国際児童図書展でエルバ賞グランプリを受賞。 カレンダー・ポスター・ジャケット・TV・CF等多く手がけ 子供から大人まで幅広い人気を得ている。 |
![]() |