はなふぁーむのやさいニュースから


やさいの宅配便に同封している「やさいニュース」です。
読んでみてください。
人類って地球最大のキセイチュウ?(2月24日)

フィンドホーン?(6月11日)

アオムシの天敵がいた!(5月18日)

フレッチャーさんのダイエット(2月17日)

植物は何でも知っている・バクスター効果(3月17日)

有機であれば問題ないの?・・・

モーリス・メッセゲさんのこと



人類って地球最大のキセイチュウ?


藤田紘一郎著 講談社刊定価1600円

藤田紘一郎氏によると、
「ヒトにやさしい寄生虫がたくさんいる」
のが最近の研究でわかってきたという。
それは、
回虫やサナダムシなどのいわば老舗のキセイチュウで、
ヒトと共生関係にあるという。
ヒトにもたらす恩恵のひとつに、
アトピーや花粉症などのアレルギー疾患に抵抗する物質を
体内で生産していてくれている。

回虫に感染していると、
アレルギー疾患にならないのだという。
ボルネオの密林にすむダヤック族には、
みな数種類の回虫をもっているので、
アレルギー疾患は全くみられないという。

「宿主に対して破壊的にふるまう病原体は
出現したばかりの新参者、
成り上がりものであって、
それは次第に宿主にとって無害になってゆき、
さらに宿主と共生する方向へと進化する。」

ヒトをすべて殺してしまえば、
病原体そのものは棲むべき家を失い
結果的に排除されて
世界から消滅する。

しかし人類が誕生して以来、
ヒトをすべて殺してしまうような恐ろしい病原体は
一度も地球上に出現していない。

天然痘や小児マヒウイルスは地上から消滅し、
エイズウイルスは早くもヒトに適合する気配をみせはじめているという。

長い期間かけてヒトとウイルスがつくってきた共生関係を
ヒトが一方的に「排除」したため
いまヒトはウイルスに思わぬ反撃をうけている、という。

農業の現場を見ればはっきりわかる。

ヒトは共生関係にあることも知らないで
一方的に、
殺虫剤や殺菌剤で共生関係をたちきってしまう。
すると、
耐性をもった新手のウィルスが、
病原菌が
次々にあらわれ、
新しい病気や虫害をもたらす。

これらはいわば新参者、
自分たちが宿っている「宿主」が傷つけば
自分たちの運命にも影響あることを理解しない。 

農薬(抗生物質は)は、
生態系を混乱させ、
共生関係を
滅茶苦茶にしてしまう。
人類という最大の新参者キセイチュウ、
そろそろ地球に適合しはじめなくてはいけない。
(2月24日)

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フィンドホーン?


北スコットランドの、
北極圏からあまり遠くないところ、
北海につきだした寒風吹きすさぶ半島に、
フィンドホーンという生活共同体があるそうです。
そこでは植物に語りかけて、驚くべき効果をあげているといいいます。
フィンドホーンを紹介した本によると、
この農園の植物は共同体の意識によって育てられているという。
そして植物の妖精(ディーバ)たちとの交流。
植物たちは信じがたいほどの成長力と耐久性を示しているといいます。

 この話をきいてみなさんの多くはマユツバだとお考えではありませんか。
でも最近では観光名所になってるそうですから、まんざらウソでもないでしょう。

 15年間はたけを耕してきたこのわたしは
これをすんなり受け入れることができます。
そしてこれが将来の農業のありかたになる、
とさえ思っています。
みなさんに納得してもらえるような説明はできませんが、
これはカンです。
フィンドホーンでは18キロもあるキャベツがとれたとか、
バラが雪の中でも咲いたとか報告されていますが、
そういうことはどうでもいいことであって、
たいして意味のあることではないと思います。
そうだとすると、この日本にもすでにフィンドホーンのような農園はあったし、
いまもあるのではないか。
また昔の篤農家も、
何もしなくともいいから畑にいってみてあげろ、
と口うるさくいっていたものです。

 植物を意識や感情がないものとして考えるのは間違っていると思います。
すぐには反応しないこともあるにしろ、
ときにはニンゲンよりはるかに敏感な面があるようなきがします。

 日曜菜園をやってる人たちにネギの苗をあげました。
ほぼ同じはたけに植えて育ったネギをみるとこれが微妙にちがう。
その人の個性が乗り移っている、そんな感じなのです。

ということは、
 ニンゲンが植物に一方的に寄生しているようですが、
実はニンゲンが植物に与えているものもあるのではないだろうか?
それはなにか?
ニンゲンの愛情?
ニンゲンの気?
そうして育った植物は見た目は普通の植物でもどっかちがうのではないでしょうか。

 野菜を「おいしい」といわれても栽培しているものの気持ちは複雑なものです。
おいしくないものもあるから。
でも栽培しているものにとってはみんな自分の子供みたいなものなのだ。

ところがある方から「シミズさんの野菜をたべるとみんな明るくなる」といわれ、
これはとってもうれしいことでした。
みんなに食べてもらって元気がでるような、
明るくなるような栽培ができたらいいなあ、
それなら出来の悪い野菜たちもみんな喜んでくれるでしょう。

何故か元気が出てきた・・・世田谷のSさんから  

『こんばんは。
本日いただいた野菜ニュースの最後の文章に共感をおぼえました。
実は私、10日木曜日の夜からたった先ほどまで、
異常な咽頭痛とリンパセンの腫れによって、
会社も休み、医者に行く気力もないまま、 ずっ〜と寝つづけていました。
そこに、宅配便で野菜たちが送られてきて、
いままで気力ゼロだったにも関わらず、さっそく中を開け、
野菜たちを眺めていたらなんだかとても気分がリフレッシュされ、
この野菜たち早く食べなくちゃとエネルギーが沸き、
さっそく、大きな大きなトマトを
レモンとパセリを散らしてガブリと食べてしまいました。

この3日間の風邪による弱気が野菜たちによって救われた感じです。
ありがとうございました。』

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アオムシの天敵がいた!


横浜のNさんからの依頼でアオムシ100匹とエサのキャベツをお送りした。
小学校の理科の教材に使うのだという。
折り返し、担任の先生からメールをいただいた。。

『頂いた青虫の多くは、サナギになり始めております。
また、残念なことに蜂の幼虫?にやられているのも多くいます。
はじめてさわる青虫に子ども達は大喜びでした。
今週はモンシロチョウが数多く見られることと思います。』

ハチの幼虫がいてアオムシを食べているという。
小学生にとっては「残念」でも
農家にとってはとっても嬉しいことです。
おそらく足長バチだとおもいます。
ハチなどの天敵はおそろしく農薬に敏感でいちばん早く被害をうけ死んでしまいます。
このハチの幼虫がいたことが無農薬のあかしです。
そして信じてはいたけど、天敵も立派に働いていることがわかってよかった。
今日おとどけのキャベツ畑のことです。

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フレッチャーさんのダイエット


アメリカにフレッチャーさんという実業家がいました。
若くして巨万の富にめぐまれていました。

しかし体もぶくぶくに太っていて、
そのため生命保険にもは入れなかったので一発奮起。
資財を投じて
世界中の健康法を徹底的に調べ上げました。

それでも納得する結論はえられなかった。
ところが偶然彼はテキサスですばらしく健康な実業家にあった。
かれは健康法の秘訣をたずねた。
それは、「よく噛むこと」だったのだ。
フレッチャーさんはひらめくところあってそれを実践した。
噛みに噛んだ。
見る見る健康になった。
そしてフレッチャーの原則をうちたてた。
それは、
○完全に液体状になるまで噛むこと。
○液体も唾液と混ぜ合わせる感じですぐにはのみこまないこと。
○腹がへるまで食べないこと。

健康になった彼は、ビジネスでもうけるだけでは満足できなくなった。
人のために何かしようという気になった。

このすばらしい健康法を普及させようと思って、講演活動をした。
かれは熱弁をふるった。
しかし
あまりにも簡単な健康法なので注目してくれるひとは多くなかったという話。

なんどもなんどもこれを試してみようと思った。
しかし、せっかちな私にはどうしてもできなかった。
どなたかやってみてください。
(2月17日)

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植物は何でも知っている・バクスター効果


テレビで「庭師さっちゃん」をみていたら、
バクスターさんの話がでてきました。
微少電流計をつかって植物と対話をするところです。
バクスターさんはアメリカのウソ発見器の権威で
たまたま植物に電極をつないでみたら反応することに驚き、
実にいろいろな研究をやられた、方だそうです。

植物にはれっきとした感情があること。
植物に危害を加えようとするとそれだけで反応する。
フェイントでは反応はない。

面白いのは仲間の植物に及ぶ危害についても同様反応するのだ。
つまり植物は自他の区別がないようなのだ。

(田植えのとき、一本の苗が浮いていると何となく気になってしょうがない。
そのとき稲ぜんたいがくるしんでいるからなのだ。)


それから、ヒト(栽培の面倒をみている)の感情にも感応する。
それは空間を超えて。
飛行機にのって遠方にいたとしても、
そのヒトの喜び、悲しみにあわせてリアルタイムで反応が起こる。

(われわれ農家は道徳的でなくてはならないようだ、
「これが収穫になれば月末の支払いができるぞ」
なんて欲まるだしで考えてちゃどうもいかんようです)

植物にいつも危害を与えてるヒト、
例えば年中植物を焼いている研究者がきたりすると、
植物は死んだように全く反応を示さなくなる。

(出来がよくない畑を面倒みていると、
いままで良かった別の畑がおかしくなったりする。

むかしの篤農家が
「なんにもしなくっていいから畑にいってやれ」
といってたけど、
どんな堆肥や肥料よりヒトの愛情をほしがってるのかもしれません。 
(3月17日)


有機であれば問題ないの?・・・


農薬の害についてはひろく問題にされています.

ところが化学肥料の害については意外と無関心のようです。

残留農薬が健康をむしばむ、これはわかりやすい。

しかし、化学肥料の多用が土壌をだいなしにするのははわかるが、

なぜひとの健康をむしばむのか?

疑問に思う方は少なくないようです。

化学肥料を使ったって、多少やさいが水っぽくなるか、ビタミン含量が減る

ぐらいだろう、そのぐらいに考えてる方が多いのではないかと思います。

ところが、ときには残留農薬よりも、化学肥料を多用したやさい、それ自体が

直接ひとの健康を害することが考えられるのです。


大量に施された化学肥料が硝酸塩にかわり野菜にとりこまれ集積する、

これが大きな問題なのです。

北海道の酪農地帯全域で年々増加の傾向にある「乳牛の起立不能症」

いわゆる「腰抜け」という疾病は、

大地に大量に施肥された化学肥料が原因だという。

施した化学肥料が、多ければ多いほど

大量の硝酸塩が作物中に集積し

ウシを倒す。


元気だったウシが腰をふらつかせ、ひどいのは死んでしまった。

原因は大量にあたえたカブにふくまれていた硝酸塩による急性中毒だった。

ヒトはウシほど大量に食べのいので、これほどはっきりした障害にはならない

かもしれないが、健康に問題がないはずはありません。


これは化学肥料だけが問題なのではなく、

いくら自然のものでも動物の糞尿を

大量にほどこしても同じ問題がおきます。

要は作物が消化できないほど多量のチッソ分が問題なのです。

もともと、ウシは肥えて黒々した緑色の草は好まない。

肥料分のない赤っぽいような緑色の草を好んで食べる。

動物たちはなにが安全か本能で知っているようです。

チッソ過多の条件で栽培された野菜は健康によくないのです。


知らないのはニンゲンのみ、くろぐろとしたホウレンソウを好んで買っていく。

よく味わって下さい、そんな野菜はきまって水っぽいはずです。

それに比べ、赤っぽい野菜は自然のあまみがあるはずです。


化学肥料の大量投与はまた、土壌を不毛にするだけでなく農村地帯の地下

水を汚染してしています。

高原野菜地帯をひかえる、千曲川上流地域はとくに深刻で、

地下水の硝酸塩チッソ濃度は環境基準を超えるものが少なくないという。
 
化学肥料で長年やってきた土壌にいくら堆肥やボカシをいれても生育は

芳しくありません。でも五年もたつと見違えるような土に生れかわります。

土の中の微生物が増え、作物を育ててくれるのです。

その証拠に、日持ちがよくなり、味が異なり、自然な甘みがでてきます。

生育はゆっくりですが、生命力のある野菜、

それこそ「薬草」のようなやさいです。

詳しいことは

「飼料作物と牛の生理障害」農文協刊  

「現代農業」52年4月号  化学肥料と環境汚染

を参照ください。


モーリス・メッセゲさんのこと


メッセゲさんは、ご存知のかたが多いと思いますが、
フランスの有名な「植物医療家」です。
ヨーロッパではギリシャ、ローマのころから植物をつかって病気をなおしたり、
健康を増進させる技術がさかんで、
近代医学以前はこれが主流の医学だったそうです。
メッセゲさんも南フランスの農家にうまれましたが、
祖先は代々植物を使って病気を直すことをやっていて、
メッセゲさんもお父さんから方法を教わりました。
メッセゲさんは、現代医学も学び経験だけに基づいていた
植物医療法を体系化しました。
そして、現代医学から見放されていた多くの病気をなおしたのです。
詳しくはメッセゲさんの
「人間と植物」
「メッセゲ氏の薬草療法」
を読んでください。
にんじん、キャベツ、ニンニク、ゴボウ、たまねぎ、あぶらな、パセリ、セロリ、
トウモロコシ、ホウレンソウ、レタス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メッセゲさんが
「もっとも治療効果の高い植物」としてあげた中から
野菜だけぬきだしてみました。
わたしたちのたべてる「やさい」はまさに薬草だったのです。
メッセゲさんは言ってます、
「一般にひとびとは、うんと遠いところからきた薬か、
でなければいちばん高価な薬に、
もっとも効力があると思っています。」
「自分の家のちかく、
日の光がさんさんをふりそそぐ明るい野にでて、
肺をちょっと
酸素でみたすだけでわけなくみつかるものを、
わざわざ地の果てまで探しに行く人が
とても多いということを、
この植物医療に長年たずさわってみて、
しみじみとかんじさせられます。」と。

メッセゲさんは、
危険な化学物質で汚染されていない植物を使うよう
口をすっぱくして強調しています。

排気ガスなど環境汚染物質、農薬や、化学肥料で汚染された植物は
本来の力を発揮できないということでしょう。
 尚、「メッセゲ氏の薬草療法」自然の友社刊 から
引用させてもらったことを、つけくわえておきます。



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